2021年5 月 13 日(木)- 7 月 24 日(土)10:30〜19:30(木曜日は 17:30まで)第2・第4木曜日・金曜日・土曜日 は予約不要でご覧いただけ、休館日以外の他の日程は事前予約をお願いいたします。
- 来訪日時・人数をお伝え下さい。人数制限により応じられない場合もございます。
- 日曜日、月曜日、祝日 は休館いたします
ヨコスカアートセンターでは2021年5月13日(木)〜7月24日(土)ヨコスカアートセンター企画展シリーズ “ By artist – This is a fiction.”「フジタマ展 BBA BB6(ばばあの忘備録)」を開催します。
「BBA BB6(ばばあの忘備録)」とは、京都市内に2021年夏オープン予定のアーティスト フジタマによる作家活動とセレクトショップの中間的なお店の店名です。本展は企画・準備中の「BBA BB6」の雰囲気をヨコスカアートセンターに出現させた展覧会となります。
フジタマ Fujitama
アーティスト フジタマは1997年より「フジタマ」のアーティスト名で作品発表を始める。主な展覧会に「六本木クロッシング」(森美術館/東京)、「きのうよりワクワクしてきた ブリコラージュアートナウ-日常の冒険者達」(国立民族学博物館/大阪)、「夢伝説-倉本麻弓とフジタマ」(群馬県立館林美術館/群馬)、そして2020年に新たな試みとして展覧会の企画および作品を出展した「おかんアートと現代アートを一緒に展示する企画展」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA/京都)があります。
本展の「BBABB6(ばばあの忘備録)」という非常に印象深い言葉がタイトルとして象徴されていますが、これには当然フジタマ自身の特別な思い入れがあり、「私は今年50歳になります。『ばばあ』という言葉は主に中高年女性に対する蔑称で、一般的にはあまり良い呼称ではありません。しかし、自分がもう少し若い頃、50代の女性が自分の事をばばあと楽しそうに自称している様子を見て何だかよいなあと思いました、これは今の私にとっては大事なポイントです。」と語っています。 このフジタマの言葉には、いまのフジタマ自身の女性としての社会への関わり方を表しており、そこには昨今のジェンダーにもとづく偏見や不平等に対する考え方なども想起されます。そして、会場にはそんなフジタマが自身を尊重しながら生活していく中で生まれたもの、使用してきたものがフジタマの特異点により置き換わり、置物、衣類、雑貨、映像、テキスト等々として組み合わせ、「BBA BB6(ばばあの忘備録)」の世界が構成されます。
2000年 京都市立芸術大学大学院修了
主な展覧会
2020年「おかんアートと現代アートを一緒に展示する企画展(企画および出品)」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA/京都)
2009年「青葉縁日3」(せんだいメディアテーク/宮城)
2007年「夢伝説-倉本麻弓とフジタマ」(群馬県立館林美術館/群馬)
2005年「きのうよりワクワクしてきた ブリコラージュ・アート・ナウ 日常の冒険者たち」(国立民族学博物館/大阪)
2004年「六本木クロッシング」(森美術館/東京)
2003年「くばるひと」(アートスペース虹/京都)