Initializing VR Environment...
YOKOSUKA VR ART EXHIBITION 2026
横須賀VRアート展覧会
「うっかりあげ足をとってしまったから…」
VRアートで「見る」から「居る」、「鑑賞」から「体験」へ
見えている景色だけが、現実ではない。
谷戸の記憶と未来を再構築する没入型体験。
横須賀の谷戸に残る、苔むした階段や路地。
現代の尺度は、これらを「不便」と切り捨てる。
けれどそれは、私たちが無自覚に
“うっかり”あげ足をとっていただけなのかもしれない。
本展のタイトルは、
私たち自身の「視線の癖」への問いかけだ。
知らず知らずのうちに向けていた偏見やラベリングに。
VRを通して土地の記憶に潜り、
誰かのまなざしを追体験する。
その時、不便さは必然へ、風景は営みへと姿を変える。
見えていると思っていた世界は、
実は“見せられていた”だけだったのだと気づくために。
VRツアーサンプル体験
展覧会の舞台となる横須賀の風景を360度視点操作で体験できます。
画面をドラッグ(スマホなら傾き)で視点を移動してご覧ください。
DRAG / TILT TO LOOK AROUND
VRゴーグル・ヘッドセットをお持ちの方へ RECOMMENDED
このコンテンツはステレオ立体視 (Stereoscopic 3D)に対応しています。
Meta Quest等のVRブラウザでアクセスし、画面右下の「VRアイコン 」をタップするとVRモードに切り替わります。
/// WHY STEREOSCOPIC?
なぜ「立体」に見えるのか?
PCやスマートフォンの画面では、360度映像もあくまで「平面(2D)」として表示されます。
一方、VRゴーグルでのステレオ立体視モードでは、左目と右目にわずかに角度の異なる映像を投影することで「両眼視差」を生み出します。これにより、実際の風景を見ている時と同じような物理的な奥行きと距離感が脳内で再現され、まるでその場に立っているかのような圧倒的な実在感を体験できます。
場所を選ばず、
作品の深淵へ。オンライン配信開始
Anywhere, Anytime. Into the depths of art. Online viewing start.
「会場が遠くて行けない」「自分のデバイスでじっくり鑑賞したい」という声に応え、オンライン視聴環境を構築しました。
PC、スマートフォン、そしてVRヘッドセット。あなたの手元にあるデバイスが、横須賀・谷戸の記憶と繋がる窓になります。
※こちらは会場での入場・鑑賞チケットではありません。本ページ下部をご確認ください
Your PC, smartphone, or VR headset becomes a portal to the memories of Yokosuka's Yato valleys.
- 展示全作品を360度パノラマ・ステレオ3D映像で収録Full collection recorded in 360° panorama and stereoscopic 3D.
- 期間中、24時間いつでも何度でもアクセス可能Unlimited 24/7 access during the exhibition period.
- アーティストによる作品解説テキストを限定公開Exclusive access to commentary by the participating artists.
Artists

石原延啓
Nobuhiro Ishihara
「谷戸」
現代版の能のようなVR映像作品。歴史の流れの中で、環境の変化が生み出した物語を表現します。
/// Artist Profile
1966年生まれ。神奈川県逗子市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。
清水伶
Ryo Shimizu
「静けさの谷、坂の上のアリス」
日常の隣にある異界。坂を上りながら谷へ沈むような体験。
/// Artist Profile
喪失と再生、沈黙と語りといった境界を横断する現代美術家。


鶴澤津賀花
+ 越中正人
Tsuruzawa + Koshinaka
「『あいたい』の響きが、現在を立ち上げる」
江戸時代の音色と現代の谷戸が響き合う対話。
/// Artist Profile
伝統芸能と現代アートの融合。詳細を見る
Shoya Maruyama
+ Wayatani
Maruyama + Wayatani
「世界はまた別の夢を見る。」
日常の中に潜むリミナルな感覚。仮想空間を通じた「存在」の再定義。
/// Artist Profile
メディアアーティスト・ユニット。詳細を見る


ミヤケマイ
Mai Miyake
「ジャグル Survival of the fittest」
海の向こうから良いものがやってくる。土地に刻まれた物語の再編。
/// Artist Profile
詳細を見る
Schedule
2026.2.1 Sun - 3.1 Sun
10:00 - 19:00 (火曜休館)
会場での入場・鑑賞チケット購入および視聴予約
石原延啓
Nobuhiro Ishihara
/// BIOGRAPHY
1966年生まれ。神奈川県逗子市出身。慶應義塾大学経済学部、スクールオブビジュアルアーツファインアート科(アメリカ)を卒業。アーティストとして国内外で数々の個展、グループ展、アーティストインレジデンスに参加し、リサーチベースの作品も制作するなど幅広く活動、アートプロジェクトのマネジメントも行う。
石原は、私たちの存在が多層的な世界の上に成立っていると仮定し、過去の記憶や出来事が幾重ものレイヤーとして重なり合う現代の都市の深層を探るパイロットとして「鹿男–deer man-」というキャラクターを創り、deer manが目にしたモノやコトを作品に表してきました。deer manは石原が奈良のお水取りの儀式を観に行った際、夜中に眼を光らせて野性のままに徘徊し、神聖な領域と現実を行き来するかに見える鹿たちと出会った衝撃から生まれたという。自然と文明、動物と人間、様々な時間の流れや時空を超えた媒介者として世界各地の神話や民話に登場する鹿。その鹿と人間が合体した存在としてのdeer man-鹿男(女)は、様々な階層を興味の赴くままに駆け回り、掘り起こし、新しいイメージを作りあげてきました。
/// EXHIBITIONS
- 2022年「石原延啓 横須賀異界巡り- deer man 祀りごと-」(ヨコスカアートセンター、神奈川)
- 2014年「DEERMAN ODYSSEIA」(nca I nichido contemporary art、東京)
- 2013年「VAIVÉM」(サンパウロ、ブラジル)
- 2013年「ミコノスビエンナーレ2013」(ミコノス島、ギリシャ)
- 2012年「越後妻有アートトリエンナーレ2012」(越後妻有、新潟)
清水伶
Ryo Shimizu
/// BIOGRAPHY
喪失と再生、沈黙と語り、可視と不可視といった境界を横断しながら、「声なき声」を聞き取る映像インスタレーションを制作する現代美術家。近年は、自死遺族、身体機能の喪失、差別経験など、語られにくい体験を持つ人々にリサーチを行い、観客が「他者の痛み」を追体験する装置を構築している。
テレビコマーシャルやミュージックビデオの演出家から、2018年に現代美術へ転身。それまでの商業映像で築いたフィクションの語法と、現実に生きる人々の声を編むドキュメンタリー的手法を融合させ、個人の記憶を社会的な問いへと昇華する作品を展開する。一般社団法人Void Arts Projects代表理事、日本映画監督協会会員。
/// ACTIVITY
- 1976年 東京都生まれ
- 2025年 TOKYO ART RESERCH LAB 「自分のアートプロジェクトをつくる」修了
- 2025年 喪失と再生のアートラボ 2025 / BUoY(東京)※進行中
/// EXHIBITIONS
- 2022年 COUNT DOWN、haco – art brewing gallery –(東京)
- 2020年 SPIRAL INDEPENDENT CREATORS FESTIVAL 21、スパイラル(東京)
- 2019年 UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka 2019 レビュワー賞
鶴澤津賀花 + 越中正人
Tsugahana Tsuruzawa + Masahito Koshinaka
鶴澤津賀花
義太夫節三味線方 / 重要無形文化財総合指定保持者/// BIOGRAPHY
福井県出身。ふくいブランド大使。1999年より横須賀市在住。1995年、武蔵野音楽大学音楽部音楽学学科卒業。学生時代に人形浄瑠璃文楽に出合い、義太夫三味線に魅了される。1998年、女流義太夫人間国宝・竹本駒之助に入門。2001年、国立演芸場にて初舞台を踏む。2006年、文化庁新進芸術家国内研修員として、人形浄瑠璃文楽座三味線方の六世鶴澤燕三に師事。
/// AWARDS & ACTIVITY
- (一社)義太夫協会新人奨励賞 受賞
- 第10回(公財)日本伝統文化振興財団「邦楽技能者オーディション」合格
- 第24回(財)清栄会奨励賞 受賞
- 2017年 第38回松尾芸能賞新人賞 受賞
- 地元横須賀市の小中学校で「義太夫節体験授業」を行うなど、普及活動にも尽力している。
越中正人
現代アーティスト / 写真家/// BIOGRAPHY
1979年 大阪府生まれ。神奈川県在住。2001年 ビジュアルアーツ専門学校大阪 写真学科卒業。現代の情報化社会において多様化が進む一方で、人々がかえって画一的な考え方や選択に捕らわれる現状をテーマに制作。2020年より「ヨコスカアートセンター」の運営に携わる。
/// EXHIBITIONS
- 2000年「Mio Photo Award 2000」優秀賞受賞
- 2018年 個展「つまり Please」(nca | nichido contemporary art、東京)
- 2020年 個展「越中正人展」(ヨコスカアートセンター、神奈川)
Shoya Maruyama + Wayatani
Maruyama + Wayatani
Shoya Maruyama
サウンド・アーティスト/// BIOGRAPHY
聴取を世界との関係を生成する行為として捉え、音の記録・再生・再構成を通じて、聴取の主体性や感覚の拡張を問い直す。近年はAR/VR環境を用いたインタラクティブなサウンド体験の制作を行っている。
/// EXHIBITIONS
- 2025年 OPEN SITE 10、TOKAS本郷(東京)
- 2025年 令和6年度メディア芸術クリエイター育成支援事業成果展「ENCOUNTERS」
- 2022年 NewView Award 2022 Finalist Exhibition、渋谷PARCO(東京)
Wayatani
アニメーションアーティスト/// BIOGRAPHY
1999年福島生まれ。CGで作成したオリジナルキャラクターを用いて、現実と仮想の境界を横断する映像表現の探求を行う。日常の中に潜むリミナルな感覚を映像として再構築することで、「存在」の揺らぎを提示している。
/// EXHIBITIONS
- 2025年 SICF26、スパイラル SPIRAL(東京)
- 2025年 NEWVIEW FEST2024、ShibuyaSakuraStage 404NotFound
ミヤケマイ
Mai Miyake
/// BIOGRAPHY
日本人の繊細な美意識や感覚を、工芸から人工知能まで手工芸品として同列に扱い、物事の本質を問う作品を既存の媒体にとらわれず天衣無縫に制作発表。主な展示21世紀美術館、OPAM、水戸芸術館、POLA美術館、釜山市立現代美術館、神奈川県民ホールギャラリー、千葉市美術館。「お休みなさい。良い夢を」講談社、「色 Colors」など短編二冊と、最新の作品集「反射 yin-yang 」(2022年)。計5冊の作品集が出ている。2008年パリ国立大学美術大学大学院に留学。2025年武蔵野美術大学非常勤講師。
/// EXHIBITIONS
- 2024年 「ものがたりがはじまる」(FOAM CONTEMPORARY、東京)
- 2021年 「ART BASEL 香港 2021: UNLIMITED」(中国)
- 2020年 「神宮の杜芸術祝祭「紫幹翠葉−百年の杜のアート」(明治神宮ミュージアム、東京)
